モノを減らしたいと思っている人が捨てられない理由の多くに、「捨てることに罪悪感がある」というものがあります。
日本には「もったいない」という考え方があるため、特にそう考える人が多いようです。
ですが、もったいないからと不用品を処分せずに持ち続けることで問題の解決になるのでしょうか?
先に結論からお伝えしてしまいますが、モノを捨てる罪悪感を感じる必要はいっさいありません。
自分が捨てたいと思うなら、自由に捨てていいのです。
今回は、捨てる罪悪感は無駄だという事について書いていこうと思います。
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捨てる罪悪感は一切必要ない。捨てなくても状況は何も変わらないから。
「捨てる罪悪感はムダ」と聞いて、「そんな冷たい考え方をしていいの?」と思った人もいるかもしれませんね。
ですが、「捨てる罪悪感はムダ」だという事はまぎれもない事実です。
よく、捨てたいけど捨てられないという人に理由をきいてみると、
「まだ使えるものを捨てるなんて、貧しい国の人たちに申し訳ない」
「これを作った人に悪いような気がして」
「くれた人に申し訳ないから」
という罪悪感を感じるために捨てられない事が多いようです。
「いらない」と感じている時点ですでに申し訳ない状況
ですが、それを使わないし、いらないと感じるから捨てたいと思うようになったんですよね?
冷静に考えてみてください。
それを作った人、くれた人が喜ぶのは、「それをきちんと使ってくれている」という事。
「使わないでずっとしまわれている」という事ではありません。
それを使っていない時点で、すでにその人たちに対して申し訳ない状況なんです。
それに、まだ使えるけどいらない、というものを貧しい国の人に悪いからという理由でずっと家に置き続けていても、貧しい国の人たちの助けになることはありません。
着ていない服をそういう人たちに送ることもできますが、自分が着ない服はたいてい着心地が悪かったり使いにくい服なので、そういう服は受け入れてもらえません。
(また支援物資を送る場合の送料は基本的に自分負担です)
不用品を持ち続けても状況は良くならない
つまり、
自分がものを持ち続けても、状況は一切良くならない。
自分がいらないモノは人もいらない。
という事。
まだ使えるものを捨てることに罪悪感を感じる気持ちは理解できます。
私も昔は同じように思っていましたから。
ですが、その罪悪感は勝手な思い込み。
モノを持ち続けていても悪い状況は一切変わることはなく、ただ自分がストレスを抱え続けるだけなのです。
キツい事を書きますが、貧しい国の人や作った人、くれた人への罪悪感を理由にしている人は、それを理由にしてモノをとっておいて自分が嫌な思いをして捨てることから逃げていることが多いです。
貧しい国の人や作ってくれた人のことを考えるなら、まずは自分の状況を良くすることを考えましょう。
不用品を持ち続けることにはデメリットしかない
繰り返しますが、捨てずに持っていても状況は1ミリも良くはなりません。
逆に持ち続けていることで、
生活しづらい
管理に時間と手間とお金がかかる
見るたびストレスになる
などのデメリットが続くことになります。
誰かのためにもならない上、そんな状況を一人で我慢し続ける理由なんてありませんよね?
ですから、捨てたいものがあるなら、すぐに捨てていいんです。
同じ間違いをしないように捨てる時に学習する
ただし、ものを捨てることに罪悪感を感じる必要はありませんが、反省と学習は必要です。
捨てる時には
「なぜこれを捨てないといけなくなってしまったのか」
「なぜこれを使わなくなったのか」
「これからはいらないものをもらわないようにしよう」
「どういうモノなら大切に使えるようになるのか」
などをよく考えて、同じ間違いをしないように学びましょう。
そうすることによって自分の生活が快適になり、無駄にモノを買ったりもらったりしないように意識が少しずつ変わってきます。
そうして捨てるモノを減らしていければ、「もったいない」を実践できて、社会に貢献できるようになります。
いらないと思うなら捨ててリセットすればいい
捨てたいと思うなら、捨てていいんです。
そのモノはあなたのためにあなたの元にやってきた。
ですから、捨てるかどうかもあなたが決めていいんですよ。
捨てることを悪いことだなんて思わなくて大丈夫。
今後同じ間違いをしないように学べばいいんですから。
これからモノを大切に使っていける生活を送れるよう、今いらない邪魔なモノは一度すっぱり捨てて、気持ちも環境もリセットさせましょう(^^)
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